DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略称で、「デジタル技術を浸透させることで人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という意味を持ち、ウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が2004年に提唱した概念です。 ITテクノロジーやICTを活用することで、人々の豊かな暮らしを実現しようとする考えです。 人手不足が深刻な問題になっている介護業界においてDXを推進していくことは、とても重要な課題となっています。
先にも述べたように、人手不足は介護業界において永遠のテーマです。
これから更に高齢者が増え2025年には団魂世代が後期高齢者に達するため、介護業界での人材の需要はより高まることが予測されます。
人が少ないうえに身体介助に加え、多くの事務業務があると働くスタッフの1人にかかる負担はより大きくなります。
離職に繋がることも少なくなく、さらに人手不足となってしまいます。
そんな負のループを払拭するためにもDXの推進が重要となります。
システムを導入し、事務作業を軽減する。単純作業はAIに任せる。介護ロボットを導入し、現場業務の負担を軽減する。
など、ICT化を上手く取り入れていけば、働くスタッフの負担が軽減され、余裕やゆとりを持って仕事をすることができます。
ご利用者様にもより丁寧なサポートができるようになります。
今の時代だからこそ、より考えるべきことですが、デジタルを存分に活用することで感染予防ができます。 できるだけ非接触にできるようデジタル化を推進して濃厚接触を減らすことにより高齢者の健康を維持することができます。
DXを取り入れることが重要なことは理解できても、どのように取り入れていけばいいのか分からない場合もあると思います。
まず一番はじめにやることとしては、業務の中でアナログな工程を洗い出すこと。
それぞれの業務を見直し、整理します。
そこから、少しずつアナログをデジタル化していきます。
例えば、大量に出力していた紙をデータ化して保存するとか手入力を取込にして手作業を減らすなど。
そこから負担が減り、時間に余裕ができたところで、よりデジタル化に価値を持たせることが大切です。
ただ、楽になった、便利になった、で終わるのではなく、より質の高いサービスが行えるようにするためのDXを考えます。
事務作業に取られていた時間がなくなった分、ご利用者様へのケアに費やし、サービスの向上を測ります。
DXとは、デジタルと人との融合。
デジタルによってできた時間を上手に使い、より豊かにすることが大切です。
紙やPCへの手入力で行われていた煩雑な事務作業を、システムを採用し自動化することで、手数が減り、ペーパーレス化を実現することができます。 iPodを活用することで場所や時間に縛られることなくデータの確認や共有が可能になり、情報の漏洩や紛失といった危険性を回避することが可能となります。 報告漏れなどを防ぐことにもなりますので、ご利用者様へのよりきめ細やかなサービス提供をすることにも繋がります。
IoT(Internet of things)とはモノのインターネットと呼ばれ、モノがインターネットを経由して通信することを指します。 介護現場でのIoT機器として、見守りシステムがあります。 ご利用者様の様子を遠隔で確認することができるため、特に夜間の人手不足を解消することが期待できます。
導入までには時間がかかったり大掛かりな導入にはなりますが、介護ロボットを上手に活用できれば、非接触での介助が可能になるため新型コロナウィルスへの対策にも期待ができ、人手不足の解消にも繋がります。 介護業界では、取り組んでいきたいDXといえます。
介護の仕事は、まだまだイメージが良くなく転職を考えている方でも介護現場での経験がないと少し躊躇するのではないでしょうか。 実際に人手不足が否めないため、施設や状況によっては、ハードワークになる場合が、まだまだ現状少なくありません。 DXを進めていくことで1人ひとりにかかる負担が軽減されたり時間にゆとりが持てるため、残業が減る。休みがしっかり取れる。有給が取りやすくなる。…など、働きやすい環境をつくることができます。 介護現場こそDX化すべきと言えるのではないでしょうか。
フロンティアの介護では、働くスタッフがゆとりを持って仕事ができるようICT化に取り組んでいます。 デジタルの力で効率的にできることは、とことん突き詰めて作業軽減に努めています。 その分、人にしかできない細やかなケアにしっかり時間をとれるようにしています。 DXは、決してロボットが人の仕事を奪うものではありません。 お互いのいいところを上手に融合させ、豊かな生活を送れるようにするものです。 フロンティアの介護の施設では、その実現のために常に効率化と豊かさを求め、ご利用者様、スタッフすべての人が笑顔で過ごせるようDXに取り組んでいます。
フロンティアの介護のICT化
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機械が苦手な私でも問題なく操作できるほど簡単です。
事務作業の負担がかなり減ったので、残業がなく、体力的にも楽になりました。
ちょっと聞きたいことがあるときでもiPodなら持ったまま移動でき、聞くことができるのでとても便利です。
気になることがあれば、その場で撮影して画像として共有できるので、認識の違いが生まれることなく情報共有することができます。
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