はじめての就職活動の方も何度か経験している転職活動の方も、面接は何度経験しても緊張するものだと思います。 多くの方が面接で気をつけたいポイントはすでにおさえていると思いますが、ここで改めて当たり前のことを書いてみようと思います。最終チェックや確認などに活用いただければ幸いです。
面接で遅刻は厳禁です。 きちんと余裕をもって面接開始時間に間に合うように逆算してシュミレーションをしておくといいと思います。 忘れ物、道に迷う…など当日バタバタしないように、「忘れ物がないか」「面接会場までのルート」を事前にチェックして準備しておきましょう。時間を守るという事は社会人として当然の常識。 常に「5分前行動」を意識するようにしてゆとりを持った行動を心がけることがおすすめです。
言葉遣いで相手に与える印象が変わります。面接では基本初対面。良い第一印象を与えるためにも、受付でのやりとりは重要です。
笑顔でハキハキと「本日●時から面接予定の○○と申します。△△様にお取次ぎをお願いします」と伝えましょう。
控え室などに通されたら、姿勢を正し、静かに待ちます。スマートフォンを操作するなどの行為はしないように。すでに選考が始まっていることを意識しましょう。
緊張すると思いますが落ち着いて、下記のポイントをおさえておきましょう。
・ドアをゆっくりと3回ノックします
・面接官から応答があった後「失礼いたします」と声を掛けて入室します
・入室したらドアのほうに向き直して静かにドアを閉めます
・ドアの前で「よろしくお願いします」と挨拶し、お辞儀をします
・椅子の横に立ち、面接官に向かって「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。○○と申します。よろしくお願いいたします。」あいさつをしてから一礼します
・椅子には勝手に座らず、勧められた後に座りましょう
・背筋を伸ばして姿勢よく座ります。きれいな座り方を意識しましょう
とても緊張すると思いますが、ここで自己アピールをしないと、面接官に自分の良さが伝わらないかもしれません。 勿体ないことにならないよう、自分の思いはしっかり伝えましょう。 相手の目を見て明るく笑顔で元気よくハキハキと話すことが大切です。 また、選ばれるだけでなく、こちら側も職を選ぶわけなので、自分とマッチングしてるかどうかを見極めることも必要です。 そのためにも自分の良さをアピールしながら、意見もしっかり伝え、自分との相性がよいかどうかも面接時に見ていきましょう。
面接が終了したら、「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と座ったまま伝え、一礼します。 その後、立ち上がって椅子の横に立ち、再度一礼したらドアの方へ進んでいきます。ドアまできたら面接官のほうに向き直って「失礼します」と伝え、ドアを閉める際は向き直って静かに閉めます。 スマートフォンの電源を入れたり、飲食したりせず、まっすぐ建物から出ます。 会社を出るまで油断せず、マナーを意識した行動を心掛けましょう。
第一印象はとても重要。面接官に「一緒に働きたい」と思ってもらうためにも、身だしなみを整えることはとても重要ポイントです。服装はスーツで髪型もきちんと整えてメイクやネイルはナチュラルが無難です。 相手にさわやかで清潔感のある印象を与えられるかどうか、面接当日の朝は出かける前に鏡で全身チェックをしましょう。
面接のシュミレーションをしたり、第三者にも見てもらって意見を聞くのもいいと思います。
「志望動機をポジティブな内容で伝えられるか」「他の人にはないセールスポイントを備えているか」…などなど、面接に臨む前に準備しておきたいポイントを整理しておきましょう。
面接時によく聞かれる質問としては、
・志望動機を教えてください
・前職を退職された理由を教えてください
・ご自分の長所と短所を教えてください
・なぜ、介護の仕事に携わろうと思ったのですか？
・今後のキャリアプランはどのように考えていますか？
などがあります。
また介護職ですと、「今までの業務で大変だったことは？」「介助する上で気をつけていることは？」なども聞かれるかもしれません。当日焦って頭が真っ白にならないように事前に聞かれそうな質問の解答をある程度考えておいた方が、落ち着いて面接に臨めると思います。
ぱっと見た印象で空白の多い履歴書はどうでしょうか？せっかく思いがあっても、その履歴書からはやる気や熱意が伝わらず、よくない印象を与えかねません。どの項目も書ける範囲ですべて埋める努力をしましょう。
採用担当者はあなたがどのような人なのかを知りたいはずです。 「なぜここで働きたいのか」「どのような志望動機があるのか」「自分の何を活かしたいのか」などを自分の言葉で思いを書きましょう。
もし手書きで書いた場合、記入内容を間違えてしまったら、新しい履歴書に書き直しましょう。 修正液や修正テープで訂正したり、二重線での訂正も当然NGなので注意しましょう。
記入内容に誤字脱字がないか必ず書き終えた後にチェックしましょう。書き終えた履歴書を控えとしてコピーしておくと、面接直前に確認が出来たり、新しく履歴書を作成する際に役立ちます。
介護職に関わらず未経験の業界を受ける場合に大切になってくるのは、「その業界に対しての意欲」と「お仕事に対する柔軟性」です。 面接の前に、自分が持っている固定観念は一旦置いてから臨むようにするといいと思います。 深呼吸をして心を落ち着かせ、ハキハキと笑顔での受け答えを心掛けて、あなた自身を知ってもらえるよう熱意や思いをしっかり伝えることが出来れば、必ず面接官にも良い印象を与えられると思います。 真っ直ぐな思いは伝わります。 難しく考えず、基本的なポイントをおさえて是非未経験の方もチャレンジしてみてください。
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